CROSS TALK mid-career recruits

kitagawa寮生活の本音トーク

中途で入社した社員
部署ごとの本音をインタビュー

中途入社だから見えるキタガワの特色やワークスタイルについて。異なる部署の3名を招いて、前職との比較を踏まえつつ本音で対談してもらいました。

  • 営業部
    業務統括課
    浦上 晶絵

    キタガワ
    グローバルハンド
    カンパニー
    2019年入社
    ※所属は取材当時

  • 製造統括部
    下川辺工場 生産2課
    西谷 優司

    キタガワ
    マテリアルテクノロジー
    カンパニー
    2019年
    アルバイトとして入社
    2021年
    登用試験を経て正社員
    ※所属は取材当時

  • 製造部
    生産技術課
    増成 玲行

    キタガワ
    グローバルハンド
    カンパニー
    2020年入社
    ※所属は取材当時

キタガワの印象と前職とのギャップについて

前職も工作機器に携わっていたので、その知識を活かせるかなって思って入社しました。

部品製造や製品生産ラインの設計に携わってみて驚いたのは、「新しいことにどんどんチャレンジさせてもらえる」っていう、失敗もちゃんと糧にする前向きな社風なんですよ。

製造ラインの設計のための治具の作成や、修正を担当しているんですけど、前職とは違って、自分の知識と経験をもっともっと伸ばしていける場所だなって感じています。

私は全然違う業界のサービス業からキタガワにアルバイトとして入ったんです。すごくありがたかったのが、アルバイトでも専門資格や技能検定試験を積極的に受けさせてもらえる環境が整っていることです。

現場では小さなグループで情報共有が頻繁に行われるので、不安も少しずつ解消されて、仕事の幅も広げられるようになりましたね。

登用試験を受けて正社員になった後でも、キタガワで働くために必要な専門知識を学びました。

少しずつ仕事を任せてもらえるようになって、責任感とやりがいも同時に増えていったんですよね。やっぱり、そういうステップアップを感じられるのは嬉しいです。

私は前職で10年間、中米のホンジュラスで働いていたんですけれど、キタガワのグローバル戦略、特にメキシコにも働く場所があるっていう点にとても共感しました。それに、キタガワには多様な職種があって、自分のスキルを活かせる仕事が見つかるんじゃないかと思ったんです。

本社にはメキシコ人の技術者もいて、スペイン語でお話しする機会があったり、カンパニー社長も社内でスペイン語で挨拶してくださったり、国際的な雰囲気が感じられる会社ですね。

入社前は少し堅苦しいイメージがあったんですが、実際には社員のみなさんがあたたかく迎えてくださったおかげで、楽しく働けています。

キタガワの各事業の特徴について

前職では自動車部品の製造を担当してましたけど、キタガワでは部品製造だけじゃなくて、効率と品質向上を目指して、開発から製造ラインの設計、発送までワンストップで対応してるんです。

例えば、生産ラインの設計では、キタガワ独自の製品仕様に合わせた治具の開発から、効率的な生産工程の構築に至るまで、すべてに関わっています。

入社してすぐは、最新の製造技術や生産管理のノウハウを学び、実際の業務ではその学んだことを基にして社員同士で意見を交わしながら進めています。

ただ、現場ではマニュアル通りにはいかない場面も多くて、臨機応変な対応が求められますね。

毎日、状況に合わせて工夫を凝らしながら作業を進める中で、自分の技術が製品にどう反映されるかを確認できる瞬間が、この仕事の醍醐味であり、大きなやりがいでもあります。

私も入社したばかりの頃は、作業研修やフォークリフト、クレーンの運転資格を取得して、ものづくりに必要な知識や技術をしっかり学びました。

現場の騒音や安全対策のために防塵マスクを着けていることもあって、会話でのやりとりが困難な場面もあります。

でも、ミーティングが頻繁に行われるので、先輩たちと話す機会も多くて、専門的な質問をすると、ものすごく丁寧に教えてくれるんですよ。

職人レベルの方に質問するのは毎回ちょっと緊張しますけど、前職の接客業で培ったコミュニケーション力が役立って、会話が弾むと嬉しいですね。

半年前から管理部門で出荷計画の立案や生産管理を任されるようになったんですが、前職の現場経験やコミュニケーションスキルが、忙しい現場の状況把握に本当に役立っています。

私の前職では、非営利団体で各種関係機関や政府機関との交渉や申請業務を担当していました。今はキタガワの業務統括課で営業部門に所属していて、営業から上がってくる情報をまとめて技術部門に伝える役割を担っていますが、この仕事でも前職でのスキルが活かされていると感じています。

まだキタガワでの経験は浅いんですが、年下の社員からベテランに見られることが多くて、相談を受けることも増えてきましたね。

わからないことがあれば、ベテランの上司に商品や図面の専門知識を尋ねることもあります。技術的な詳しい話については、文系出身の社員も一緒に学べるように勉強会を開いてくださったりして、みなさん本当に親切に教えてくださるんです。

キタガワで働きやすいなって感じる理由の一つは、キャリアに関係なく、職種を超えてお互いに協力し合える環境が整っているところですね。

今後は、間接業務を減らすために業務統括課と生産管理課が統合される予定で、各課が垣根を越えて協力し合える社風と相まって、さらに面白い仕事ができることを楽しみにしています。

なぜキタガワを選んだのでしょうか?

以前の会社にいたときから、同業種であるキタガワの名前はよく聞いていて、興味を持っていたんです。

入社を決めたのは、面接で「失敗を恐れず挑戦することで、自分を高めてほしい」という言葉をいただいたことが大きかったですね。

その言葉に背中を押されて、過去の経験を超える知識とスキルが得られるだろうと期待して、入社を決心しました。

私の場合は、ライフステージが変わるタイミングで、手に職をつけたいと思っていたんです。

そのとき、キタガワで働いている知り合いから「働きやすくて長く続けられる職場」だと聞き、異業種出身でもやっていけるかなと思って入社しました。

前職よりも待遇が良くて、研修や資格取得のサポートが充実しているところも魅力に感じたのが入社の決め手ですね。

中米から家族で広島県府中市に戻ることになったんですが、その際に非営利団体での経験を活かせるグローバルな地元企業で働きたいと考えました。

地元なのでキタガワのことは知っていましたし、入社後にはキタガワの歴史や事業について学ぶ研修があって、さらに福山職業能力開発短期大学校で機械の使い方を学ぶ機会もありました。

そのおかげで、異業種への転職に対する不安が解消されて、スムーズに職場に馴染むことができました。

それぞれが考えるこれからのビジョン

工業機械や関連機器の展覧会「JIMTOF(日本国際工作機械見本市)」では、自分が関わった製品がまるで一つの作品のように発表されて、展示される機会があります。

この展示は、2年に一度開催される、世界的に注目される特別なイベントで、同業種の他社の人々に見てもらえるっていうのは、何よりも嬉しくて誇らしい瞬間です。

その一方で、今取り組んでいる課題に向き合う気力も湧いてきますね。

これからもトライ・アンド・エラーを繰り返しながら、JIMTOFで胸を張って出展できるように、自分のスキルをさらに高めていきたいと思っています。

現場作業からスタートして、今は生産管理を担当していますが、そのステップアップの中で、自分の成長を強く感じると同時に、ちょっとした見落としが現場に多大な迷惑をかけることもあることを痛感しました。

でも、そういう場面では現場や周りのフォローがあったからこそ、乗り越えられたんですよね。そういった経験を通して、自分と周りとの連携がどれだけ大切かを実感しました。

これからも現場とのコミュニケーションをしっかりと続けながら、さらにワンランク上の「良い仕事」を目指していきたいなと思っています。

私は、仕事を一つひとつ丁寧に行って、チームの協力体制を強化していくことを目標にしています。会社の組織変更もあるので、意思疎通やコミュニケーションをどう工夫するかを考えることが増えてきました。

キタガワの社風に加えて、感謝の言葉を意識して伝えることで、各自が意見やアイデアを言いやすくして、互いにモチベーションを高め合える職場環境が築けるのではないかと思っています。